世界各国からのアクセスとダウンロード・・・・どんな国なの?

 私の博論については,現在のところ放送大学リポジトリの直近1年間の集計で,11週連続でアクセス1位,ダウンロードは5位まで上昇してきました

 ちょっと興味があったので,どの国からのアクセスとダウンロードなのかを調べてみました.

 まず,アクセス数ですが,次のようになっています.(2024年2月6日現在)

 


 これを見ると34か国からアクセスがあっています.どこからのアクセスが多いのか・・・・,日本は当然として・・・・,次がアメリカですな.次にロシアや中国ですね.

 しかし,日本を除けば異常にアメリカが多いですね.このアクセス増も,2023年の8月頃からです.各国からのアクセスのカウントは,私の博文の場合は2018年6月から始まっています.

 でも,この集計は「直近1年間限定です」となっていますが,次をご覧ください.

 

 1位の私が3101で,2位「キャリア転職・・・・」が1552,3位「わが国の死刑制度・・・」が8873となっています.

 おかしいですね.

 実は,この数字,リポジトリに登録されてからのアクセス総数となっています.

 それで実際はどうなんだというと,1位と2位だけの1年間の集計(2023.2-2024.1)を月別にまとめると,次のようになります.

 2位「キャリア転機を経験した中高年における働く意欲とスピリチュアリティに対する志向性について」

 2023.2(107) ,2023.3(125),2023.4(102),2023.5(97),2023.6(67),2023.7(109),2023.8(98),2023.9(68),2023.10(37),2023.11(41),2023.12(39),2024.1(40) ⇒ 計930アクセス

 1位「小学校理科教育における指導方略の研究-意味ネットワーク・モデルとその発展型を用いた知識構成-」,これが私の博論です.

 2023.2(10) ,2023.3(14),2023.4(10),2023.5(16),2023.6(8),2023.7(19),2023.8(200),2023.9(293),2023.10(190),2023.11(170),2023.12(125),2024.1(197) ⇒ 計1252アクセス

 なんと昨年の8月から爆上がりで,今もその余韻が続いています.


 次に,ダウンロード数は次のようになっています.(2024年2月6日現在)

 冒頭の2789は,私の博論がリポジトリに挙げられた2018年6月からの総数となっていますので,日本1350などのダウンロード数もリポジトリに登録されてからの総数となります.

 日本からのダウンロードは約48%,アメリカからのダウンロードは約19%です.

 一方で,ダウンロードは45か国からなされていることが分かります.ダウンロード総数2789には,ここには挙げていませんが国名不明の188が含まれています.
 もちろん日本の論文なので,1350で日本が1位なのは分かりますが,この数か月でアメリカからのダウンロードが急増し531となっています.3位がフランスの203ですのでいかにアメリカからのダウンロードが多いか分かります.
 ところで以下のベスト10は,直近1年間の正確なデータのようです.

 私の博論のダウンロード数が1304なので,この1年間で全体の約47%がダウンロードされたことが分かりました.つまり今が最も熱い時期となっているようです!

 一般的に,このような爆上がりな傾向は,SNSへの投稿がその要因と考えられます.何と言っても博論なので,トレンド性も期待できませんが,誰かがSNSにその評判を挙げると一気に火が付くことは考えられます.実際,放送大学のある博論が,一度SNSにその高評価の評判を書かれた後は,その博論に対するアクセスが急増しました.(私の博論ではないです)

 いずれにしても注目を受けていることは,素直に喜びたいと思います.いったい博論のどのようなロジックが,注目されているのか・・・・・・・.

 おそらくは,今,ブログで書かせてもらっている内容,つまり,学習者の知識構成に関する内容と,スキーマ理論や意味ネットワーク理論との絡みの実際的な教育実践記録に興味があるものと考えています.

 


 


 

 

 

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